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[音声ガイド番号:2704]
昆虫の「大きさ」
昆虫の多くは、動物としては小型です。どんなに大きな種類でも、体長30 cm程度のナナフシ類や、にぎりこぶし大のオオカブトムシ類やハナムグリ類が、その最大クラスです。
祖先の節足動物が、水中から陸上へと進出するにあたって、外骨格の強度にはおのずと限界があることや、循環器や呼吸器のしくみから、大きな体では、体のすみずみにまで血液や酸素を行き渡らせ、循環させることが難しくなることが、巨大化できなかった要因とされています。